2008'08.24 (Sun) 01:33
何で今更って感じかもしれませんが、もうすぐOVAも出ますし、何となく。
『らき☆すた』を、およそ一年振りに再視聴してみましたので、その感想を記してみたいと思います。
まずは1話~3話。
しかし一年しか経ってないのに、超懐かしいなぁ。
『らき☆すた』を、およそ一年振りに再視聴してみましたので、その感想を記してみたいと思います。
まずは1話~3話。
しかし一年しか経ってないのに、超懐かしいなぁ。
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2007'10.02 (Tue) 01:53
■はじめに
・「らき☆すたって物語が無いよね」と気軽に仰っている方に、物語って何なのかを考えていただきたく書きはじめました……けどなんか、途中からズレてきた感じ。クドイくらいに書いてるのに、大事な所を書き忘れている気がする(らき☆すたについてだけだから、敢えてスルーしている部分はありますが)。
・表現や構造はちょっとだけ、受容の方には全く踏み込んでいないので、物語論としても、らき☆すたの物語論としても片手落ちなシロモノです。(たとえばらっきー☆ちゃんねるとか白石EDとか一年生組の意味を置いといているので)。いつか時間と気力と考えがあれば書きます。
・アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」「涼宮ハルヒの憂鬱」「ワンピース エピソードオブアラバスタ(劇場版)」を、参考対象として挙げており、それらの作品のネタバレが多少はございますので、ご注意下さい。
・「らき☆すたって物語が無いよね」と気軽に仰っている方に、物語って何なのかを考えていただきたく書きはじめました……けどなんか、途中からズレてきた感じ。クドイくらいに書いてるのに、大事な所を書き忘れている気がする(らき☆すたについてだけだから、敢えてスルーしている部分はありますが)。
・表現や構造はちょっとだけ、受容の方には全く踏み込んでいないので、物語論としても、らき☆すたの物語論としても片手落ちなシロモノです。(たとえばらっきー☆ちゃんねるとか白石EDとか一年生組の意味を置いといているので)。いつか時間と気力と考えがあれば書きます。
・アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」「涼宮ハルヒの憂鬱」「ワンピース エピソードオブアラバスタ(劇場版)」を、参考対象として挙げており、それらの作品のネタバレが多少はございますので、ご注意下さい。
2007'09.18 (Tue) 20:00
アニメ『らき☆すた』内の1コーナー、『らっきー☆ちゃんねる』。
わざわざアニメ内にひとつのコーナーとして用意されたこれが、果たしてアニメ本編とどういう関係を持っていたのか。その辺、全24回の『らっきー☆ちゃんねる』を振り返り纏めつつ、考えてみたいと思います。
(アニメ版にしか触れていません。ラジオ版についてはノータッチです)
(前半部なんかは、23回終了後に上げたアニメ「らき☆すた」23話までの『らっきー☆ちゃんねる』を振り返ってみたの焼き直しだったりするので、そちらをご覧になられた方は(特に前半部は)適当に流してください)
わざわざアニメ内にひとつのコーナーとして用意されたこれが、果たしてアニメ本編とどういう関係を持っていたのか。その辺、全24回の『らっきー☆ちゃんねる』を振り返り纏めつつ、考えてみたいと思います。
(アニメ版にしか触れていません。ラジオ版についてはノータッチです)
(前半部なんかは、23回終了後に上げたアニメ「らき☆すた」23話までの『らっきー☆ちゃんねる』を振り返ってみたの焼き直しだったりするので、そちらをご覧になられた方は(特に前半部は)適当に流してください)
2007'09.18 (Tue) 05:00
2007'09.16 (Sun) 00:53
さて、『らき☆すた』も、もうすぐ終わってしまいます。
もうすぐ終わるとはいえ大きな事件や出来事が特にはない『らき☆すた』の本編に比べ、このアニメ『らき☆すた』内の1コーナー、『らっきー☆ちゃんねる』はただ今、かなり大事な流れになっています。
ということで、『らっきー☆ちゃんねる』について、振り返ってみようかと思います。
(あくまでもアニメのみの話であって、ラジオの『らっきー☆ちゃんねる』に関してはノータッチの内容になっております)
■白石みのる
――――――――――――――――――――――――――――――――

「白石っす」
「あ、えーと、あきら様のアシスタントを勤めさせていただきます、白石みのるです。どうもっす」
「あれれ~。白石さん堅いですよ~。ほ~ら、折角テレビに出られたのだから、もっとはっちゃけたまえ!なんちって」
「すんません、慣れなくて」
『らき☆すた』本編終了後、唐突に始まったコーナー『らっきー☆ちゃんねる』。パーソナリティである『小神あきら』と、アシスタントである『白石みのる』の二人によって構成されています。
今見返してみると、この頃の白石みのるは、あきらが言っているように「堅く」「緊張して」いて、それゆえに視聴者から送られてきた(という設定の)ハガキを読み上げるなど、真面目にアシスタントをこなしています(逆、真面目にアシスタントをこなそうとしているからこそ「堅く」「緊張して」いるのかも)。
もともと『らっきー☆ちゃんねる』はラジオ番組としてアニメ放送開始前から行われており、そのラジオ番組の内実もアニメ版の『らっきー☆ちゃんねる』と関係性が高いものではありますが、大半の視聴者はこのアニメで『らっきー☆ちゃんねる』を初体験するであろうということを見越してか、ラジオ版『らっきー☆ちゃんねる』を聞いていなくても(存在すら知らなくても)十分に分かるように、疎外感を生じさせぬように作られています。
だからか、ここでの白石とあきらが、まだそんなに仲が深くない、知り合って間もない関係に見えるようになっています。
実際は、ラジオ版の方ではもう少し関係が深くなっていても、それをあまり表出させることなく、また、ラジオ版の話題をあまり出すことがない、また出たとしても、たとえそれを知らなくても、問題なく見れるようになっているように。ラジオ版『らっきー☆ちゃんねる』の出張版というより、このアニメ内でひとつのコンテンツとして(アニメのみを見るならば)かなり独立されている作りです。
それゆえに、『らき☆ちゃん』の序盤においては、白石の色々な意味での初々しさ――テレビ慣れ・番組慣れや、この仕事での役割への初々しさ――などが、よく表れている様な作りになっています。
・ギャラの話を振られて、あきらの素が出て軽く黒くなり(今思うと、本当に軽い)、白石がそれを諌めようとおろおろする感じ。
・そして音楽が切り替わり、あきらが役のあきらに戻ると、白石が「フー」と胸をなでおろす。
『アシスタント』という自分本来の役割、あくまであきらを立てて支援する、そういった役回りを(あきらに振り回されながらも)こなしています。
第2回の『らき☆ちゃん』においても、白石が本編に出演していることに、あきらが執拗に絡んできますが、白石が反抗するといった感じはなく、あきらに従うというか付き合ってるような対応を見せています。
そう、この頃はまだ、白石もアシスタントとしての職務を彼なりにまっとうしており、あきら:メイン・白石:アシスタントという形の番組が成り立っていたのです。(まだあきらの白石に対する呼び名も「白石さん」でした)

それが徐々に崩れていきます。
もうすぐ終わるとはいえ大きな事件や出来事が特にはない『らき☆すた』の本編に比べ、このアニメ『らき☆すた』内の1コーナー、『らっきー☆ちゃんねる』はただ今、かなり大事な流れになっています。
ということで、『らっきー☆ちゃんねる』について、振り返ってみようかと思います。
(あくまでもアニメのみの話であって、ラジオの『らっきー☆ちゃんねる』に関してはノータッチの内容になっております)
■白石みのる
――――――――――――――――――――――――――――――――

「白石っす」
「あ、えーと、あきら様のアシスタントを勤めさせていただきます、白石みのるです。どうもっす」
「あれれ~。白石さん堅いですよ~。ほ~ら、折角テレビに出られたのだから、もっとはっちゃけたまえ!なんちって」
「すんません、慣れなくて」
『らき☆すた』本編終了後、唐突に始まったコーナー『らっきー☆ちゃんねる』。パーソナリティである『小神あきら』と、アシスタントである『白石みのる』の二人によって構成されています。
今見返してみると、この頃の白石みのるは、あきらが言っているように「堅く」「緊張して」いて、それゆえに視聴者から送られてきた(という設定の)ハガキを読み上げるなど、真面目にアシスタントをこなしています(逆、真面目にアシスタントをこなそうとしているからこそ「堅く」「緊張して」いるのかも)。
もともと『らっきー☆ちゃんねる』はラジオ番組としてアニメ放送開始前から行われており、そのラジオ番組の内実もアニメ版の『らっきー☆ちゃんねる』と関係性が高いものではありますが、大半の視聴者はこのアニメで『らっきー☆ちゃんねる』を初体験するであろうということを見越してか、ラジオ版『らっきー☆ちゃんねる』を聞いていなくても(存在すら知らなくても)十分に分かるように、疎外感を生じさせぬように作られています。
だからか、ここでの白石とあきらが、まだそんなに仲が深くない、知り合って間もない関係に見えるようになっています。
実際は、ラジオ版の方ではもう少し関係が深くなっていても、それをあまり表出させることなく、また、ラジオ版の話題をあまり出すことがない、また出たとしても、たとえそれを知らなくても、問題なく見れるようになっているように。ラジオ版『らっきー☆ちゃんねる』の出張版というより、このアニメ内でひとつのコンテンツとして(アニメのみを見るならば)かなり独立されている作りです。
それゆえに、『らき☆ちゃん』の序盤においては、白石の色々な意味での初々しさ――テレビ慣れ・番組慣れや、この仕事での役割への初々しさ――などが、よく表れている様な作りになっています。
・ギャラの話を振られて、あきらの素が出て軽く黒くなり(今思うと、本当に軽い)、白石がそれを諌めようとおろおろする感じ。
・そして音楽が切り替わり、あきらが役のあきらに戻ると、白石が「フー」と胸をなでおろす。
『アシスタント』という自分本来の役割、あくまであきらを立てて支援する、そういった役回りを(あきらに振り回されながらも)こなしています。
第2回の『らき☆ちゃん』においても、白石が本編に出演していることに、あきらが執拗に絡んできますが、白石が反抗するといった感じはなく、あきらに従うというか付き合ってるような対応を見せています。
そう、この頃はまだ、白石もアシスタントとしての職務を彼なりにまっとうしており、あきら:メイン・白石:アシスタントという形の番組が成り立っていたのです。(まだあきらの白石に対する呼び名も「白石さん」でした)

それが徐々に崩れていきます。