2007'05.09 (Wed) 22:20
シバッチさんが、「ヒロイックエイジにドSキャラ(しかも小さくて可愛い!)が登場してます」と教えて下さったので、大のドS好きの僕は、先刻までハードディスクから消去する気マンマンだった『ヒロイックエイジ』を速攻で見だしたりしてるのです。
取りあえず1話感想。
絵が綺麗!すっごいなぁ、これ。スターウォーズのあの変なアニメも、XEBECがこのクオリティで作れば良かったのに。
「おかあさん」の正体には、ちょっとビビリきました。コンピューターがマザーなんて、いかにもなSFなんですけど、このエイジ君が、それを何処まで分かっててやっているのか。人類との接触とかも、(多分)エイジ君の変身とかも、全部『確信犯』(誤用の方の意味)でやっていそうで、底が知れない。何も分かってない馬鹿野生児に見せかけて、実は全部分かってそうな凄みが、少しあります。
なんか姫様が登場。電波~な感じではありますが、ドSでは無いようです。じゃあ、どうでもいい。ああ、でも、この姫様がドSで、『電波ドS』なんかだったりしたら最高というか、相当凄いブツになったかもしれないですね。一歩間違うと簡単に彼岸に送られちゃいそうな、絶妙のバランス感覚を発揮してくれそう。
あ、姫様が電波ってのは気のせいです、多分。
設定が盛り沢山なんですよね~。小説とかで、じっくりと腰を据えて取り組みたい感じではありますね。用語とかが分からなくなったり、こんがらがった時に、気軽に読み返したい、そんな感じ。
ということで、一話の総論。
ドSは出てないけど、それなりに面白い。
以下、2話の感想。
2話感想。
おかあさん、死す!
いやね、おかあさんに軍人達が弔意を示してるシーンとかね、ちょっと泣けてきたんですよ。120年前に墜ちたという船、その中でたった二人、(多分)120年間に渡り暮らしてきたエイジとおかあさん。おかあさんはコンピューターで、規定の会話しか存在していないけど、そこにはきっと、僕たちの計り知れない繋がりや情があったりするんでしょう。
そんなおかあさんの弔いに、この砂漠の、死の星では見かけることのない、白い『花』が送られる。―――なんか、いいシーンでした。
………
服ぐらい着させろよ!
いや、あの、式典の話です。オイオイ、服ぐらい着させてあげて下さいよ(笑)
ああ、やっぱ姫様は超能力者なんだ。
科学が発展しまくってる世界において、旧来以前の『王族』的な支配者が何かしらの特殊能力を有しているというのは、その支配を存続させる為には非常に重要なんじゃないかとか思います。科学の対極にある超能力。その能力がどういうものなのか、ということが解明出来ていても、それの再現可能性がなければ、それは科学にとって存在していないも同じ物。―――つまり、このような世界で、『王族』などというものが存在できるのは。科学では到達出来ない域の能力を有しているからこそ、とか。科学がもの凄く発展して、それがもの凄く世界の全てを覆っているからこそ、それでは達し得ないものはそれだけで素晴らしい『神秘』となる。
もちろん、この作品の王族が特殊能力持ちって決まった訳ではないですが。むしろ特殊能力持ってる姫様が疎まれてて、「貧乏クジ」と言われてしまったこの任務に携わっているのかもしれないです。
……
あ、あれ?Aパートでは、「数字など我々が便宜上決めただけのもの」とか言ってた艦長が、Bパートじゃ「数字も分からん猿だとは」とか言い出してますよ!デレツンですか!
大地の恵み、緑―――。『大地』そのものに感嘆して、ミミズにかっての友達の面影を見る。あの自分がいた星も、かつては大地が豊かにうねっていて、そこでかの友達と仲良く暮らせていたんだろうなという想像。約束通り、あの星を緑豊かな星に戻して、"いつか"は、かの友達とそこで仲良く暮らせたら、という幻想。その"いつか"は、果たして何処にあるのか。もしかすると、"過去"にしかないのかもしれない。
……だからこそ、エイジはここで泣いたのかなぁ。
十二の契約、その内容が発表されました……って、えーー!!銀の種族さんマジ外道!
うわっ、前述の"いつか"って、その外道契約の先にあるのかよ。なんという十二の契約…一度聞いただけでアコギすぎると分かってしまった……この人類は間違いなく外道………
では、2話総論。
ドSは出てこないけど、しっかりと面白い。
なんか音楽の使い方が、個人的に結構イイ感じでした。
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取りあえず1話感想。
絵が綺麗!すっごいなぁ、これ。スターウォーズのあの変なアニメも、XEBECがこのクオリティで作れば良かったのに。
「おかあさん」の正体には、ちょっとビビリきました。コンピューターがマザーなんて、いかにもなSFなんですけど、このエイジ君が、それを何処まで分かっててやっているのか。人類との接触とかも、(多分)エイジ君の変身とかも、全部『確信犯』(誤用の方の意味)でやっていそうで、底が知れない。何も分かってない馬鹿野生児に見せかけて、実は全部分かってそうな凄みが、少しあります。
なんか姫様が登場。電波~な感じではありますが、ドSでは無いようです。じゃあ、どうでもいい。ああ、でも、この姫様がドSで、『電波ドS』なんかだったりしたら最高というか、相当凄いブツになったかもしれないですね。一歩間違うと簡単に彼岸に送られちゃいそうな、絶妙のバランス感覚を発揮してくれそう。
あ、姫様が電波ってのは気のせいです、多分。
設定が盛り沢山なんですよね~。小説とかで、じっくりと腰を据えて取り組みたい感じではありますね。用語とかが分からなくなったり、こんがらがった時に、気軽に読み返したい、そんな感じ。
ということで、一話の総論。
ドSは出てないけど、それなりに面白い。
以下、2話の感想。
【More】
2話感想。
おかあさん、死す!
いやね、おかあさんに軍人達が弔意を示してるシーンとかね、ちょっと泣けてきたんですよ。120年前に墜ちたという船、その中でたった二人、(多分)120年間に渡り暮らしてきたエイジとおかあさん。おかあさんはコンピューターで、規定の会話しか存在していないけど、そこにはきっと、僕たちの計り知れない繋がりや情があったりするんでしょう。
そんなおかあさんの弔いに、この砂漠の、死の星では見かけることのない、白い『花』が送られる。―――なんか、いいシーンでした。
………
服ぐらい着させろよ!
いや、あの、式典の話です。オイオイ、服ぐらい着させてあげて下さいよ(笑)
ああ、やっぱ姫様は超能力者なんだ。
科学が発展しまくってる世界において、旧来以前の『王族』的な支配者が何かしらの特殊能力を有しているというのは、その支配を存続させる為には非常に重要なんじゃないかとか思います。科学の対極にある超能力。その能力がどういうものなのか、ということが解明出来ていても、それの再現可能性がなければ、それは科学にとって存在していないも同じ物。―――つまり、このような世界で、『王族』などというものが存在できるのは。科学では到達出来ない域の能力を有しているからこそ、とか。科学がもの凄く発展して、それがもの凄く世界の全てを覆っているからこそ、それでは達し得ないものはそれだけで素晴らしい『神秘』となる。
もちろん、この作品の王族が特殊能力持ちって決まった訳ではないですが。むしろ特殊能力持ってる姫様が疎まれてて、「貧乏クジ」と言われてしまったこの任務に携わっているのかもしれないです。
……
あ、あれ?Aパートでは、「数字など我々が便宜上決めただけのもの」とか言ってた艦長が、Bパートじゃ「数字も分からん猿だとは」とか言い出してますよ!デレツンですか!
大地の恵み、緑―――。『大地』そのものに感嘆して、ミミズにかっての友達の面影を見る。あの自分がいた星も、かつては大地が豊かにうねっていて、そこでかの友達と仲良く暮らせていたんだろうなという想像。約束通り、あの星を緑豊かな星に戻して、"いつか"は、かの友達とそこで仲良く暮らせたら、という幻想。その"いつか"は、果たして何処にあるのか。もしかすると、"過去"にしかないのかもしれない。
……だからこそ、エイジはここで泣いたのかなぁ。
十二の契約、その内容が発表されました……って、えーー!!銀の種族さんマジ外道!
うわっ、前述の"いつか"って、その外道契約の先にあるのかよ。なんという十二の契約…一度聞いただけでアコギすぎると分かってしまった……この人類は間違いなく外道………
では、2話総論。
ドSは出てこないけど、しっかりと面白い。
なんか音楽の使い方が、個人的に結構イイ感じでした。
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どうもです~~。
どうやらドSキャラが出ていなくても楽しんでいただいている様で良かったです。
「つまんねぇよぉ」となっていたらどうしようかと思いましたわ(笑)
これからメインのキャラが目立ってきて、それぞれいい性格が出てくるので、ドS以外でも色々楽しめると思いますよ。
すでに人気キャラ、というかいじられキャラが出てきましたし(笑)
どうやらドSキャラが出ていなくても楽しんでいただいている様で良かったです。
「つまんねぇよぉ」となっていたらどうしようかと思いましたわ(笑)
これからメインのキャラが目立ってきて、それぞれいい性格が出てくるので、ドS以外でも色々楽しめると思いますよ。
すでに人気キャラ、というかいじられキャラが出てきましたし(笑)
シバッチ | 2007年05月10日(木) 11:37 | URL | コメント編集
>シバッチさん
いやいや、存外に面白かったです。オススメ頂いてありがとうございます。もし『ドS』が出る、と聞いていなければ、特に理由もなく切っていたかもしれませんでした(笑)。
今の所、個人的には艦長がお気に入りです(笑)。
渋いオッサンに魔法少女のオプションみたいなマスコットキャラ、という謎の組み合わせがシュールさなく機能している事実にそそられまくりです(笑)。
いやいや、存外に面白かったです。オススメ頂いてありがとうございます。もし『ドS』が出る、と聞いていなければ、特に理由もなく切っていたかもしれませんでした(笑)。
今の所、個人的には艦長がお気に入りです(笑)。
渋いオッサンに魔法少女のオプションみたいなマスコットキャラ、という謎の組み合わせがシュールさなく機能している事実にそそられまくりです(笑)。
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2007/07/04(水) 19:18:23 | ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン
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