天元突破グレンラガンの意味付け力。
2007-06-18
記号突破グレンラガン。意味づけ突破グレンラガン。グレンラガンに出てくる色々なものが、何か現実のメタファー的であったり、さらにそれが作中内で何かしらの意味付けをされているんじゃないかとか、暗喩があるんじゃないかとか、そう思わせる点が多々あります。
例えば『ドリル』なんかは、もう書くまでもない感じバリバリですね。
ラガンとの出会いも、ニアとの出会いも、ドリルジャックインで広がる明日。ドリルで突き破る天井とか壁。ドリルで繋がるグレンとラガン。ドリルの形状を意味する王様、螺旋王。螺旋も意味がいっぱいあるし、ドリルも意味がいっぱいある。
アニキがグラサンかけることなんかも、「前しか見ねえ」とか言いながらも直視することに少しビビッていたアニキらしさが出ていると思う。いや、アニキって最強のやせ我慢だったからさ。
他にも何かいっぱいあると思うけど、ニアについて書きたいから全部パスして。
で、グレンラガン世界に吹いた、というか世界を変える一陣の風であるニア。

彼女の目って、「四葉のクローバー」のように見えるのですね。
つまり幸運。世界を変えてくれる、動かしてくれる彼女との出会いは、シモンたちにとって幸運なのかもしれない。
さらに「十字架」のようにも見えるのです。
カミナを「誰?」と言ってしまえる彼女は、死んだけどカミナのことを引きずっているシモンらに対して、彼女はその目で、カミナの墓標を立てにきたことを表しているようにも見えるのです。
そして彼女の目は、「ジクゾーパズルのピース」のようにも見えます。
『カミナ』という重大なピースが欠けてしまった、シモン達の心のパズル。グレンラガンという作品自体からも、大きなピースが欠けてしまっている。それを埋めることが出来るからこそ持っている、彼女の目。
髪の毛は雲。形なく漂う代わりに、掴めることもない雲。流れ行く儚きものでもあるけれど、一たび大きく形を成せば、大仕事をやってのけることが出来る。でも、それでも結局流れさって消えていってしまうのが、雲。
他にも色々あって、グレンラガンの記号力・意味づけ力って結構凄いと思う。てゆうか全部意味付けを導き出せる感があって逆におかしい。いや、勿論僕が勝手に導き出してるだけなんですが。でもそう考えるうるだけの懐の深さは有していると思う。映像なんかもそうですよね。よく考えてるなー、と感嘆させられるばかりです。
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