2007'07.22 (Sun) 01:05
時かけの感想。前にも書いたけど、今回テレビで見たので、もう一回書きます。
「Time waits for no one.」に、「← ( ゚Д゚) ハァ?」って言っちゃえるのが時かけ、だと思う。
真琴はガンガン、タイムリープします。もう本当、軽々と。
幾度も写される突き抜けるような青空や、幾重にも描写される学校の風景のような、過ぎ去り往く日々のかけがえのない日常も、……もう本当軽々と、言うなれば【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】を付けてしまうような気楽さとエネルギーで、止まってはくれない時間、誰にでも平等に過ぎ去り往く時間を、かるがるに、飛び越えてしまいます。
そんな真琴でも、簡単に飛び越えられないのが、気持ち。
時間も日常も簡単に切り捨ててしまう真琴も、他人の感情は全然切り捨てられません。千昭・功介は言うに及ばず、果穂(功介に告る子)も友梨(千昭に告る子)も、高瀬(消火器の子)も。他人が嫌に思うこと、他人が残念に思うこと。それらは全く、切り捨てられません。回避出来るよう、上手く行くよう、幾度も幾度も努力して、時をかけます。
そんな風に、他人の感情には精一杯向き合うのに、自分の感情・自分に向けられる感情には、全く、向き合いません。
千昭の自分に対する思い。自分の千昭に対する思い。それは見ないで、避け続けるだけ。【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーでもって、時間も、日常も、他人の感情も、いくらでもかけぬけていくらでも紡いでいく真琴なのに、自分の感情と自分に向けられる感情には、もう全然ダメ、全く向かい合えない。


そんな真琴が。
自分が見てこなかった自分に対する他人の感情、他人に対する自分の感情の大切さに気付いて。
それを、自分の感情と他人が自分に向ける感情を、新しく紡ぐ為、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーでもって、時をかけていく。
そしてその、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーで、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえない―――時をかけれない状態なのに、時をかける時と同じ様な力強さで、イマを駆けていく。
この勢いが、本当に力強い。
自分に向けられる感情、自分の中にある感情。
この自分の感情に向き合え、正面から向かい合った真琴は。
時をかけるその力以上でもって、『イマ』を駆けていく。
千昭との別れの為。感情の決着の為、イマを全速力で駆けていくんです。

そして、そのイマの先にあるのが未来。
待っている人がいれば、走って迎えに行く。未来で待ってる人に対して、イマを走って迎えに行く。つまりは【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまうようなもの。未来も今も関係ない。かけがえのない日常も他人の感情もいくらでも拾っていく。そしてその先にある未来へと、全速力で駆け向かっていく。つまり、「未来で待ってて」―――その約束の元へ、と。
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「Time waits for no one.」に、「← ( ゚Д゚) ハァ?」って言っちゃえるのが時かけ、だと思う。
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真琴はガンガン、タイムリープします。もう本当、軽々と。
幾度も写される突き抜けるような青空や、幾重にも描写される学校の風景のような、過ぎ去り往く日々のかけがえのない日常も、……もう本当軽々と、言うなれば【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】を付けてしまうような気楽さとエネルギーで、止まってはくれない時間、誰にでも平等に過ぎ去り往く時間を、かるがるに、飛び越えてしまいます。
そんな真琴でも、簡単に飛び越えられないのが、気持ち。
時間も日常も簡単に切り捨ててしまう真琴も、他人の感情は全然切り捨てられません。千昭・功介は言うに及ばず、果穂(功介に告る子)も友梨(千昭に告る子)も、高瀬(消火器の子)も。他人が嫌に思うこと、他人が残念に思うこと。それらは全く、切り捨てられません。回避出来るよう、上手く行くよう、幾度も幾度も努力して、時をかけます。
そんな風に、他人の感情には精一杯向き合うのに、自分の感情・自分に向けられる感情には、全く、向き合いません。
千昭の自分に対する思い。自分の千昭に対する思い。それは見ないで、避け続けるだけ。【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーでもって、時間も、日常も、他人の感情も、いくらでもかけぬけていくらでも紡いでいく真琴なのに、自分の感情と自分に向けられる感情には、もう全然ダメ、全く向かい合えない。


そんな真琴が。
自分が見てこなかった自分に対する他人の感情、他人に対する自分の感情の大切さに気付いて。
それを、自分の感情と他人が自分に向ける感情を、新しく紡ぐ為、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーでもって、時をかけていく。
そしてその、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえるようなエネルギーで、【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまえない―――時をかけれない状態なのに、時をかける時と同じ様な力強さで、イマを駆けていく。
この勢いが、本当に力強い。
自分に向けられる感情、自分の中にある感情。
この自分の感情に向き合え、正面から向かい合った真琴は。
時をかけるその力以上でもって、『イマ』を駆けていく。
千昭との別れの為。感情の決着の為、イマを全速力で駆けていくんです。

そして、そのイマの先にあるのが未来。
待っている人がいれば、走って迎えに行く。未来で待ってる人に対して、イマを走って迎えに行く。つまりは【Time waits for no one.】に【← ( ゚Д゚) ハァ?】と言ってしまうようなもの。未来も今も関係ない。かけがえのない日常も他人の感情もいくらでも拾っていく。そしてその先にある未来へと、全速力で駆け向かっていく。つまり、「未来で待ってて」―――その約束の元へ、と。
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なぜか時かけのスタッフが、日本最高のアニメスタッフになっちょる
さすがは、打ち切り王子の不二TV
さすがは、打ち切り王子の不二TV
1 | 2007年07月22日(日) 06:50 | URL | コメント編集
時かけテレビ放映見ました。良かったです。特に主役の子がうまいな~と引き込まれましたね。ところでなのはやDARKERは積み中ですか?^^;
>1さん
テレビの謳い文句はしょっちゅう変わるインスタント日本一ですからね。
フジの打ち切りは当然イヤだけど、2話連続放送とかなんか自分は好きw
>yanmarさん
「なのは」は、少し頭冷やしたら「切ろう」という結論に達しました。今期からスタートはやっぱキツイです。
ダーカーザンは絶賛積み放置中です。あんだけオススメ言っておいてこの状態、本当申し訳ないです。
テレビの謳い文句はしょっちゅう変わるインスタント日本一ですからね。
フジの打ち切りは当然イヤだけど、2話連続放送とかなんか自分は好きw
>yanmarさん
「なのは」は、少し頭冷やしたら「切ろう」という結論に達しました。今期からスタートはやっぱキツイです。
ダーカーザンは絶賛積み放置中です。あんだけオススメ言っておいてこの状態、本当申し訳ないです。
>今期からスタートはやっぱキツイです。
逆に僕は1期2期と見てきて思い入れがある作品だっただけにこの変わりように耐えられなかったクチです。12話で切りました。
ダーカーはまあそれなり。BONESモノなんであまり深く考えず眺めてるくらいが勝ちっぽい。茅沼キコ(かがみの中の人)は超オススメです(笑
逆に僕は1期2期と見てきて思い入れがある作品だっただけにこの変わりように耐えられなかったクチです。12話で切りました。
ダーカーはまあそれなり。BONESモノなんであまり深く考えず眺めてるくらいが勝ちっぽい。茅沼キコ(かがみの中の人)は超オススメです(笑
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