Li_to_Mate

がらっとふいんき（なぜか変換できない）変わりまして……。


面白かったのは面白かったのですけど、僕の感想も言語にはなぜか変換できない感じでして……。



よし、では、言葉ではなく気持ちを伝えよう、とかとか。

【More】

とりあえず、コアドリルと出会ったガキんちょだったシモンが、大人になってて、「過ぎた季節を嘆く暇はない」という歌が流れるあのOPに感動。てゆうかヤバイよ、歌詞と、今まで歩んできた道程を道にして宇宙に歩んでいくシモン、という映像。

シモンは大人になるし、ニアもロシウも他の面子も大きくなるし、カミナは伝説になる。人も時間も、ガンガン流れていくし、どんどん成長していく。それは色んなものを置き去りにし、置き去りにされ、全てを「過ぎ去ったもの」にしてしまうものだけど。その過ぎ去った日々を後悔することなんてなくて。前へ前へと、進んでいく。









やりたい事をやりたいようにやる、というのが彼らの原動力かな、とか思うんです。
イマイチ歯切れの悪いシモンも、元グレン団のメンバーたちも、今の立場というものに縛られているから、今回みたいにイマイチ元気がない、歯切れが悪い……つまり、過ぎ去った昨日を吹っ飛ばすような『力』が出てないんじゃないかなぁ、と。

「王女とかグレン団とかそういうのじゃなくて……」

という言葉のように。立場というものが彼らの天井を作ってしまって、役割というものが彼らの突破力を失わせてしまっているのではないでしょうか。





だからラスト、やりたいようにやるシモンには、力強さがあるのですが……ロシウが「楽な道」（聞き間違いかもしれないですけど）と言うように、その方法ではダメなんでしょうね。


立場があるということ。守る対象がいること。大人であること。
その縛りの中では、今までのような「突破」の仕方では突破できない、いや傷つける。ロシウはそれを分かっているからこそ、彼なりの、未来へ紡ぐ道を模索しているのでしょう。





がらっと変わった雰囲気。
今までと違う謎、今までと違う敵、今までと違うシモンたち、今までと同じでは突破できない壁。


この今までと「変わった」シモンたちが、今までと「変わった」壁をどう突破するのか。その道行きに期待を持たせる内容でした。




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個人的には「言葉ではなく気持ち」が気になります。
ラストのニアも当然だけど、ロシウの台詞も、その言葉は聞いたままでも、その「気持ち」は果たして何なのか。言葉にも気持ちにも、裏もあり嘘もある。まるで、真っ直ぐな気持ちで突破してきたこれまでとの対比。

テーマ : 天元突破グレンラガン - ジャンル : アニメ・コミック

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