2008'02.20 (Wed) 04:12
※以下には、京都アニメーションの「CLANNAD」18話までの内容が含まれています。
アニメのネタバレになりますので、閲覧の際にはご注意下さい。
※画面比率「4:3」視聴時の感想です。
とりあえず、泣いていいですか?
あんまりにも素晴らしかったんで。
あの最後のところ。
「杏、椋、智代、ことみを交えての『激闘編』」と石原監督はおっしゃっておりましたが、朋也の取り合いはまさに『激闘』と呼ぶに相応しいものでございました。みんなが主人公に好意を持って接してくる、まるでハーレム状態。とはいえ、朋也くんの心はとっくに決まっており、また彼女たちも、そんな所にわざわざ入り込もうという人物ではなかった。
それでもこの『激闘』と呼ばれるに値する行動を起こしていたのは、まだそこにチャンスがあるように見ることが出来てしまっていたからでしょう。
見ることが出来ていた。
隣に立てる可能性は無いと知っていても。その可能性があるかのように見ることが出来たから。
朋也と渚の雰囲気から、可能性は無いと分かっていても、「そうである」と朋也が口に出したことも無ければ、あからさまな行動を取ったことも無い。
最初から、恐らく無理だろうという事は、気付いていた。
「ま、わかってたけどね」
という言葉通りに。
けれどそれは実証されたものではなく、状況証拠。
無理だろうな、と思っても、事実として無理になったわけではなかった。
杏が朋也に、幾度も問いかけていたこと。
「渚と付き合ってんの」「今付き合ってる子はいないって。渚とも、別に彼氏彼女ってわけじゃないのよね」「ねえ。あんた今、付き合ってる子はいないんでしょ。もしもどこかに、あんたのことが好きで好きでしょうがないいたら、…付き合う気、ある?」
言葉による確認。
朋也が、もし。渚と付き合ってると答えたら。渚と彼氏彼女だと答えたら。今、付き合ってる子がいると答えたら。
それは可能性が現時点ではゼロになるということ。
杏は、他人から朋也を奪い取ってでも自分が付き合いたい、と思うような人物ではないでしょう。というか、そういう人物では無いからこそ、上記のような質問を朋也にしているのでしょう。確認。もし他人から・渚から奪い取るような形だったら嫌だから、そうではないことを確認している。そうではないんだから、いいよね?ということを自分自身に確認している。
でも、朋也の態度にも行動にも、渚の影がちらほら見える。ここ最近、渚が不在になってからは特に。
言葉の上ではそうではないけれど、……いや、むしろ、それは言葉の上ではだけで、他の部分では、態度・行動、他の部分では、朋也が渚を想っているであろうことが垣間見えている。
それでも。
「ちょっとしたきっかけで、未来はどう別れるか分からない」
からこそ。
ここまでやってきた。
「ま、わかってたけどね」
であるけれど、ここまで来た。
それを決定的にしたのが、「未来はどう別れるか分からない」という可能性をゼロにしたのが、そうだと自認したのが、あの場面での、朋也の態度。
と、その前に一つ。椋のこと。
椋は朋也が好き。杏も朋也が好き。けれど、杏は椋の応援に回る。
はてさて、この流れはどうやって出来上がったのか?
杏は朋也と2年の時に同じクラスで、それなりに親しくしている、と語られています。対して椋は、3年でようやく朋也と同じクラスになり、別に親しいというワケでもない、普通のクラスメイトの関係。ここから、朋也を好きになった椋が、朋也と親しい杏に相談を持ちかけた、というのが考えられます。もしくは、前から朋也が好きだったが、クラスが一緒になったことや、その後の朋也の行動かなんかに惹かれて、さらに好きになり(もしくはチャンスを感じて)、姉に相談を持ちかけたのかも。
対する姉の方は、どうだったのか。
少なくとも、椋がこういう行動(姉に相談、恐らく)に出ている以上、杏が朋也のことを好きだということを、椋は知らなかったのでしょう。いや、知っていた(……いや、そこまで明白である可能性は低そうですね。感付いていた、とか、そのくらいの機微かも)からこそ相談した、という可能性もありますね。杏が朋也に言葉で確認を取っていたのと同じく、椋が杏に確認を取った。
この辺は明言されていないので、どちらともいえないのですが、少なくとも確実に言える事は、これにより、
姉は自分を押し殺して妹を応援するようになり、
妹は姉の感情を薄々感付いていながらも、罪悪感を抱きながらも、それに乗る、
ということ。
あ、明言されてない、とか書きましたが、原作ではどうなのか分かりません。(原作の杏シナリオ、途中までしかやってないので)
まず、椋。
彼女が、杏の心の内に気付いているであろう、と思わせる場面は沢山あります。
彼女の表情。または表情を見せない描写。姉と朋也と一緒に居る時の表情。言葉や行動での表情の変化。前髪の陰で表情が隠れているところ。姉が不在の空間に対する「ごめんなさい」という言葉。
椋は、とっくに気付いている。
言葉を変えれば、「ま、わかってたけどね」という状態。
それでも、自分の思いと、姉の思いと、自分の選択と、姉の選択を、今という状態の秤にかけた上で、そのことを言い出さなかった。
構造としては、杏の朋也に対する選択と似ています。
言葉での確認が、実証が無かったから、「ま、わかってたけどね」を自覚的に自認する決断を取れなかった。
そこを……、そこに確認を、そこに確証を持ったのが、あの場面ですね。

これは杏にとっても同じ。
朋也・渚は付き合っていないんだから、まだ入り込む余地がある、可能性がある……本当はダメだとわかっているけど。
そのことを、上の文でいう「本当は……」以降のことを、自覚的に、自認する。「ま、わかってたけどね」を、言葉だけではなく、本当の意味で分かる。
この態度を見れば。
幾度も言葉で確認してきて、その度に朋也は否定してきたことなのだけれど。
この態度を見れば、言葉以上のものを分かってしまう。
そして椋も、ここに至り確証する。
お姉ちゃんは自分の事を応援してくれている。だから自分は何の遠慮もせず、朋也くんにアタックしてもいい……本当はお姉ちゃんが朋也くんのことを好きだというのを、わかっているけど。
そのことを、上の文でいう「本当は……」以降のことを、自覚的に、自認する。そして、かつてお姉ちゃんがいる場所では言えなかった、いない時にしか言えなかった、「ごめんなさい」を口にする。
これも、態度で。
お互いに言葉で確認してこなかった・確認はしても確証は得られなかった事柄を、態度で、確証を得る。言葉の向こう側に確信を持つ。
あ、「あの場面」と書きましたが、これは「あの場面」だけで語られるものではなく、それ以前の描写もあって冴える物、それ以前から続いているものです。

「放課後の、智代の試合を手伝ってくれ」
今までの杏・椋の行動が虚しくなるくらいの朋也の、渚に対する態度。演劇部再興の目的が第一義にあって、その上で智代の手伝い(つか試合)をしているハズなのに、今までずっと一緒にいた、仮にも演劇部員である自分たちには「手伝ってくれ」など一度だって言わないのに、戻ってきたばかりの渚に、それを言う。これに対し杏なんかは、目に見えて落胆してます。
これは、朋也の行動が「演劇部の為」ではなく、「渚の為」である、ということが表れているものでしょう。……てゆうか、ずっと"そう"だったんだけど。
智代が生徒会長になれば、演劇部が復活の考えも、まず最初に思いついたのは渚のこと。「渚、早く帰って来い。いい知らせが待ってるぞ!」。他校の生徒と乱闘する智代を庇ったのも、その流れ。智代の試合に演劇部の面々の力を借りようとしない"のに"、渚の力だけは借りようとするのも(ついでにそこには、渚と一緒にいれる、というのもある)。
それら全てを、智代さんはあの一瞬で悟ってましたが。
椋は、その姿――自分らを誘わずとも、渚を誘って一緒に居る、その朋也の姿を見て、決定的に自覚した……いや、前から、ある程度は、いや、かなりの程度は自覚していたのでしょう。「なんだか、渚ちゃんに悪いような気がして…」(中略)「ごめんなさい」。あの「ごめんなさい」は、杏に対する言葉だったのか。渚に対する言葉だったのか。自分自身に対する言葉だったのか。
渚が戻ってきて、朋也と一緒にいるのを見て、自分は……いや、渚以外は隣に立てないと自覚した。だから、この時点では"まだ"だった、お姉ちゃんを引き止めた。

朋也のところに赴こうとした杏を、椋が引き止める。
「お姉ちゃん、試合、はじまってるから……」
この後。全ての観客が、コートか、智代に視線を向けているにも関わらず。渚にボールがぶつかった騒ぎの時に「どうしたの?」と虚をつかれたように、この姉妹は一度だって、コートにも、智代にも、朋也にも渚にも、視線を向けません。
どこを向くでもなく。どこを見るでもなく。
今、ここで行われている試合を見るでもなく。今、すぐ近くにある、可能性の終わりを見るでもなく。
お互いを見るでもなく。
ただ、自分の内を見るかのように。
その後に、先に記した「あの場面」。

「ちょっとしたきっかけで、未来はどう別れるか分からない」
今まで。
杏と朋也も。
杏と椋も。
言葉で交わしてこなかったからこそ「未来」が不確定であったものを、今回も、言葉を交わしていないけれど、でも、それでも、『確定』できてしまった場面。
言葉の確認よりも。不在時のおぼろげな態度よりも。今、ここにあり、そこに居る、その全てで、わかってしまう。
そして椋が、杏の気持ちに確証を持ったのも……自分に嘘を吐いていられないいられないくらいに確信を抱いたのも、この場面。
全ての人が、朋也と渚に視線を送る中……今度は椋ですら、きっちりと、視線を、朋也と渚に向ける。不確定なものが確定してしまった、「終わり」をきっちりと受け入れて。
それだけでなく。もう一つ、きっちり終わらせないといけない。渚でもなく、自分でもなく、お姉ちゃんにごめんなさいを。
いまだに……さっきまで朋也と渚が居た場所に視線を向け続ける。
それでも……朋也と渚が居た場所を見続ける。
そのまま……「ま、わかってたけどね」と、終わりを受け入れようとする姉に。
いまだに、そこに視線を向けてしまうくらい好きで。それでも、そこを見続けてしまうくらい受け入れ難く。そのまま、受け入れようとするほどに……「ま、わかってたけどね」と、これでもまだ、妹を応援する良い姉の役を演じているような反応を見せる姉に。

「お姉ちゃん、ごめんね」
と。椋にとっても、杏にとっても。全てを終わらせる一言。全てを解き放つ一言。
うわーーーーん!!今まで、冷静に解きほぐそうと書いてきたけど、もう無理ムリ!椋も泣いた!杏も泣いた!そして俺もな(ry
言葉よりも伝わるもの。……いや、伝わる、ではなく、確証を持てるもの。
態度よりも伝わるもの。……いや、伝わる、ではなく、確証を持てるもの。
それは言葉や態度の積み重ねであると同時に、一瞬の、迸るような言葉や態度でもあると同時に、今までの流れから、流れというか因果から、伝わるものでもあるでしょう。何を言ってるか分からないかもしれないが俺もよく分からない!ただ、今回に関しては、視聴者はあからさまなくらい確証を持っている、そう思えるくらいに描写されているのに、作中のキャラクターたちは決してそうとは限らない。この隔たりを、言葉と態度と視点で、上手く表現しているんじゃないかな、とか思えた、のですがそこを上手く書けなかった。そんな感じです。
そうそう、一つ、書き残している所がございます。
「朋也は何で渚が好きなん?」問題。
(原作の、そのことを語ってる部分のモノローグって、アニメで登場してますっけ?してないよね、確か)
これに関しては、言葉として語られてないと思うのですが。構成で上手く表現してるなぁと、超関心しました。
あの、「岡崎父登場」→「春原の家に逃げ込む」→「渚のことを考える、求める」という構成。これはその理由……までは語っていませんが、その鍵となるものを語っているし、また、「渚と出会う前のルーチン → 渚と出会ってから得た思い(しかも渚は居ない・会えないからより際立つ)」が出ていて、とても上手いなイイなと思ったのですが、上手く説明できないので箇条書きです(えー、放棄?)。
アニメのネタバレになりますので、閲覧の際にはご注意下さい。
※画面比率「4:3」視聴時の感想です。
【More】
とりあえず、泣いていいですか?
あんまりにも素晴らしかったんで。
あの最後のところ。
「杏、椋、智代、ことみを交えての『激闘編』」と石原監督はおっしゃっておりましたが、朋也の取り合いはまさに『激闘』と呼ぶに相応しいものでございました。みんなが主人公に好意を持って接してくる、まるでハーレム状態。とはいえ、朋也くんの心はとっくに決まっており、また彼女たちも、そんな所にわざわざ入り込もうという人物ではなかった。
それでもこの『激闘』と呼ばれるに値する行動を起こしていたのは、まだそこにチャンスがあるように見ることが出来てしまっていたからでしょう。
見ることが出来ていた。
隣に立てる可能性は無いと知っていても。その可能性があるかのように見ることが出来たから。
朋也と渚の雰囲気から、可能性は無いと分かっていても、「そうである」と朋也が口に出したことも無ければ、あからさまな行動を取ったことも無い。
最初から、恐らく無理だろうという事は、気付いていた。
「ま、わかってたけどね」
という言葉通りに。
けれどそれは実証されたものではなく、状況証拠。
無理だろうな、と思っても、事実として無理になったわけではなかった。
杏が朋也に、幾度も問いかけていたこと。
「渚と付き合ってんの」「今付き合ってる子はいないって。渚とも、別に彼氏彼女ってわけじゃないのよね」「ねえ。あんた今、付き合ってる子はいないんでしょ。もしもどこかに、あんたのことが好きで好きでしょうがないいたら、…付き合う気、ある?」
言葉による確認。
朋也が、もし。渚と付き合ってると答えたら。渚と彼氏彼女だと答えたら。今、付き合ってる子がいると答えたら。
それは可能性が現時点ではゼロになるということ。
杏は、他人から朋也を奪い取ってでも自分が付き合いたい、と思うような人物ではないでしょう。というか、そういう人物では無いからこそ、上記のような質問を朋也にしているのでしょう。確認。もし他人から・渚から奪い取るような形だったら嫌だから、そうではないことを確認している。そうではないんだから、いいよね?ということを自分自身に確認している。
でも、朋也の態度にも行動にも、渚の影がちらほら見える。ここ最近、渚が不在になってからは特に。
言葉の上ではそうではないけれど、……いや、むしろ、それは言葉の上ではだけで、他の部分では、態度・行動、他の部分では、朋也が渚を想っているであろうことが垣間見えている。
それでも。
「ちょっとしたきっかけで、未来はどう別れるか分からない」
からこそ。
ここまでやってきた。
「ま、わかってたけどね」
であるけれど、ここまで来た。
それを決定的にしたのが、「未来はどう別れるか分からない」という可能性をゼロにしたのが、そうだと自認したのが、あの場面での、朋也の態度。
と、その前に一つ。椋のこと。
椋は朋也が好き。杏も朋也が好き。けれど、杏は椋の応援に回る。
はてさて、この流れはどうやって出来上がったのか?
杏は朋也と2年の時に同じクラスで、それなりに親しくしている、と語られています。対して椋は、3年でようやく朋也と同じクラスになり、別に親しいというワケでもない、普通のクラスメイトの関係。ここから、朋也を好きになった椋が、朋也と親しい杏に相談を持ちかけた、というのが考えられます。もしくは、前から朋也が好きだったが、クラスが一緒になったことや、その後の朋也の行動かなんかに惹かれて、さらに好きになり(もしくはチャンスを感じて)、姉に相談を持ちかけたのかも。
対する姉の方は、どうだったのか。
少なくとも、椋がこういう行動(姉に相談、恐らく)に出ている以上、杏が朋也のことを好きだということを、椋は知らなかったのでしょう。いや、知っていた(……いや、そこまで明白である可能性は低そうですね。感付いていた、とか、そのくらいの機微かも)からこそ相談した、という可能性もありますね。杏が朋也に言葉で確認を取っていたのと同じく、椋が杏に確認を取った。
この辺は明言されていないので、どちらともいえないのですが、少なくとも確実に言える事は、これにより、
姉は自分を押し殺して妹を応援するようになり、
妹は姉の感情を薄々感付いていながらも、罪悪感を抱きながらも、それに乗る、
ということ。
あ、明言されてない、とか書きましたが、原作ではどうなのか分かりません。(原作の杏シナリオ、途中までしかやってないので)
まず、椋。
彼女が、杏の心の内に気付いているであろう、と思わせる場面は沢山あります。
彼女の表情。または表情を見せない描写。姉と朋也と一緒に居る時の表情。言葉や行動での表情の変化。前髪の陰で表情が隠れているところ。姉が不在の空間に対する「ごめんなさい」という言葉。
椋は、とっくに気付いている。
言葉を変えれば、「ま、わかってたけどね」という状態。
それでも、自分の思いと、姉の思いと、自分の選択と、姉の選択を、今という状態の秤にかけた上で、そのことを言い出さなかった。
構造としては、杏の朋也に対する選択と似ています。
言葉での確認が、実証が無かったから、「ま、わかってたけどね」を自覚的に自認する決断を取れなかった。
そこを……、そこに確認を、そこに確証を持ったのが、あの場面ですね。

これは杏にとっても同じ。
朋也・渚は付き合っていないんだから、まだ入り込む余地がある、可能性がある……本当はダメだとわかっているけど。
そのことを、上の文でいう「本当は……」以降のことを、自覚的に、自認する。「ま、わかってたけどね」を、言葉だけではなく、本当の意味で分かる。
この態度を見れば。
幾度も言葉で確認してきて、その度に朋也は否定してきたことなのだけれど。
この態度を見れば、言葉以上のものを分かってしまう。
そして椋も、ここに至り確証する。
お姉ちゃんは自分の事を応援してくれている。だから自分は何の遠慮もせず、朋也くんにアタックしてもいい……本当はお姉ちゃんが朋也くんのことを好きだというのを、わかっているけど。
そのことを、上の文でいう「本当は……」以降のことを、自覚的に、自認する。そして、かつてお姉ちゃんがいる場所では言えなかった、いない時にしか言えなかった、「ごめんなさい」を口にする。
これも、態度で。
お互いに言葉で確認してこなかった・確認はしても確証は得られなかった事柄を、態度で、確証を得る。言葉の向こう側に確信を持つ。
あ、「あの場面」と書きましたが、これは「あの場面」だけで語られるものではなく、それ以前の描写もあって冴える物、それ以前から続いているものです。

「放課後の、智代の試合を手伝ってくれ」
今までの杏・椋の行動が虚しくなるくらいの朋也の、渚に対する態度。演劇部再興の目的が第一義にあって、その上で智代の手伝い(つか試合)をしているハズなのに、今までずっと一緒にいた、仮にも演劇部員である自分たちには「手伝ってくれ」など一度だって言わないのに、戻ってきたばかりの渚に、それを言う。これに対し杏なんかは、目に見えて落胆してます。
これは、朋也の行動が「演劇部の為」ではなく、「渚の為」である、ということが表れているものでしょう。……てゆうか、ずっと"そう"だったんだけど。
智代が生徒会長になれば、演劇部が復活の考えも、まず最初に思いついたのは渚のこと。「渚、早く帰って来い。いい知らせが待ってるぞ!」。他校の生徒と乱闘する智代を庇ったのも、その流れ。智代の試合に演劇部の面々の力を借りようとしない"のに"、渚の力だけは借りようとするのも(ついでにそこには、渚と一緒にいれる、というのもある)。
それら全てを、智代さんはあの一瞬で悟ってましたが。
椋は、その姿――自分らを誘わずとも、渚を誘って一緒に居る、その朋也の姿を見て、決定的に自覚した……いや、前から、ある程度は、いや、かなりの程度は自覚していたのでしょう。「なんだか、渚ちゃんに悪いような気がして…」(中略)「ごめんなさい」。あの「ごめんなさい」は、杏に対する言葉だったのか。渚に対する言葉だったのか。自分自身に対する言葉だったのか。
渚が戻ってきて、朋也と一緒にいるのを見て、自分は……いや、渚以外は隣に立てないと自覚した。だから、この時点では"まだ"だった、お姉ちゃんを引き止めた。

朋也のところに赴こうとした杏を、椋が引き止める。
「お姉ちゃん、試合、はじまってるから……」
この後。全ての観客が、コートか、智代に視線を向けているにも関わらず。渚にボールがぶつかった騒ぎの時に「どうしたの?」と虚をつかれたように、この姉妹は一度だって、コートにも、智代にも、朋也にも渚にも、視線を向けません。
どこを向くでもなく。どこを見るでもなく。
今、ここで行われている試合を見るでもなく。今、すぐ近くにある、可能性の終わりを見るでもなく。
お互いを見るでもなく。
ただ、自分の内を見るかのように。
その後に、先に記した「あの場面」。

「ちょっとしたきっかけで、未来はどう別れるか分からない」
今まで。
杏と朋也も。
杏と椋も。
言葉で交わしてこなかったからこそ「未来」が不確定であったものを、今回も、言葉を交わしていないけれど、でも、それでも、『確定』できてしまった場面。
言葉の確認よりも。不在時のおぼろげな態度よりも。今、ここにあり、そこに居る、その全てで、わかってしまう。
そして椋が、杏の気持ちに確証を持ったのも……自分に嘘を吐いていられないいられないくらいに確信を抱いたのも、この場面。
全ての人が、朋也と渚に視線を送る中……今度は椋ですら、きっちりと、視線を、朋也と渚に向ける。不確定なものが確定してしまった、「終わり」をきっちりと受け入れて。
それだけでなく。もう一つ、きっちり終わらせないといけない。渚でもなく、自分でもなく、お姉ちゃんにごめんなさいを。
いまだに……さっきまで朋也と渚が居た場所に視線を向け続ける。
それでも……朋也と渚が居た場所を見続ける。
そのまま……「ま、わかってたけどね」と、終わりを受け入れようとする姉に。
いまだに、そこに視線を向けてしまうくらい好きで。それでも、そこを見続けてしまうくらい受け入れ難く。そのまま、受け入れようとするほどに……「ま、わかってたけどね」と、これでもまだ、妹を応援する良い姉の役を演じているような反応を見せる姉に。

「お姉ちゃん、ごめんね」
と。椋にとっても、杏にとっても。全てを終わらせる一言。全てを解き放つ一言。
うわーーーーん!!今まで、冷静に解きほぐそうと書いてきたけど、もう無理ムリ!椋も泣いた!杏も泣いた!そして俺もな(ry
言葉よりも伝わるもの。……いや、伝わる、ではなく、確証を持てるもの。
態度よりも伝わるもの。……いや、伝わる、ではなく、確証を持てるもの。
それは言葉や態度の積み重ねであると同時に、一瞬の、迸るような言葉や態度でもあると同時に、今までの流れから、流れというか因果から、伝わるものでもあるでしょう。何を言ってるか分からないかもしれないが俺もよく分からない!ただ、今回に関しては、視聴者はあからさまなくらい確証を持っている、そう思えるくらいに描写されているのに、作中のキャラクターたちは決してそうとは限らない。この隔たりを、言葉と態度と視点で、上手く表現しているんじゃないかな、とか思えた、のですがそこを上手く書けなかった。そんな感じです。
そうそう、一つ、書き残している所がございます。
「朋也は何で渚が好きなん?」問題。
(原作の、そのことを語ってる部分のモノローグって、アニメで登場してますっけ?してないよね、確か)
これに関しては、言葉として語られてないと思うのですが。構成で上手く表現してるなぁと、超関心しました。
あの、「岡崎父登場」→「春原の家に逃げ込む」→「渚のことを考える、求める」という構成。これはその理由……までは語っていませんが、その鍵となるものを語っているし、また、「渚と出会う前のルーチン → 渚と出会ってから得た思い(しかも渚は居ない・会えないからより際立つ)」が出ていて、とても上手いなイイなと思ったのですが、上手く説明できないので箇条書きです(えー、放棄?)。
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確か光見守る坂道でで杏が朋也を好きだという事を椋に話しているような描写があったような
| 2008年02月20日(水) 18:03 | URL | コメント編集
>光坂
お風呂会話でしょうか?だとしたら、示唆してるくらいかな~と思えるのですが。
それ以前に原作覚えてないんで、原作に、そういう描写がありえるかもしれないですけどorz
しかし、あらためて「光坂」読んでみましたけど、杏を風呂に入らせすぎですね、コレww
お風呂会話でしょうか?だとしたら、示唆してるくらいかな~と思えるのですが。
それ以前に原作覚えてないんで、原作に、そういう描写がありえるかもしれないですけどorz
しかし、あらためて「光坂」読んでみましたけど、杏を風呂に入らせすぎですね、コレww
こんばんは!
いつもお世話になっています。
そしていつも「すごいなぁ」と思いながら拝見させていただいてます。
今回切なすぎて泣いてました。
泣きながら1週間を過ごしました(笑)
なしおさんの記事を読んで、今回、杏・椋・智代は「猫が入った箱を開けてしまった」と思ってしまいました。
開けなければ結果はどうであったか分からないのに、観測する事によって結果を理解してしまったという感じです。
朋也の行動を「見る」事によって、彼女達は箱の中の猫が死んでいる事を自ら確認してしまった・・・
そんな風に考えてしまいました。
そうするとことみがあまり反応を示さなかったのは、「結果」などはどうでも良かったのかな~?、ひょっとして彼女が箱の中に入れた物は「猫=恋心」ではなく、別のものだったのかな~?とか考えてしまいました。
すいません、ヘンな事かいてしまって(汗)
あと、少なくともアニメCLANNADOにおいて、他のヒロインが持ってない&見せてない事で、渚だけが朋也に見せているものがあると思います。
それは自分の「家族」です。
古河家に行った時の朋也は、とても楽しくくつろいでいます。朋也に無いもの、渚にあるもの・・・と考えれば、温かい「家族」こそが朋也が欲して止まないもののように思えます。
だからそんな温かい「家族」の一員になりたいという無意識の想いが、朋也を渚に引き寄せているのかなぁと、アニメ版では思います。
よく分からない事を書いてすいません。
いつも楽しく読ませていただいてます。
これからも頑張って下さい!
いつもお世話になっています。
そしていつも「すごいなぁ」と思いながら拝見させていただいてます。
今回切なすぎて泣いてました。
泣きながら1週間を過ごしました(笑)
なしおさんの記事を読んで、今回、杏・椋・智代は「猫が入った箱を開けてしまった」と思ってしまいました。
開けなければ結果はどうであったか分からないのに、観測する事によって結果を理解してしまったという感じです。
朋也の行動を「見る」事によって、彼女達は箱の中の猫が死んでいる事を自ら確認してしまった・・・
そんな風に考えてしまいました。
そうするとことみがあまり反応を示さなかったのは、「結果」などはどうでも良かったのかな~?、ひょっとして彼女が箱の中に入れた物は「猫=恋心」ではなく、別のものだったのかな~?とか考えてしまいました。
すいません、ヘンな事かいてしまって(汗)
あと、少なくともアニメCLANNADOにおいて、他のヒロインが持ってない&見せてない事で、渚だけが朋也に見せているものがあると思います。
それは自分の「家族」です。
古河家に行った時の朋也は、とても楽しくくつろいでいます。朋也に無いもの、渚にあるもの・・・と考えれば、温かい「家族」こそが朋也が欲して止まないもののように思えます。
だからそんな温かい「家族」の一員になりたいという無意識の想いが、朋也を渚に引き寄せているのかなぁと、アニメ版では思います。
よく分からない事を書いてすいません。
いつも楽しく読ませていただいてます。
これからも頑張って下さい!
>mahariaさん
こんばんは。や、こちらこそお世話になっております。
>泣きながら1週間を過ごしました(笑)
僕ももう何回も見てるのに、それでもまだ見るたびに泣きそうになってしまう……。これまでの流れも、この場面自体も、全てカンペキでしたっす……。
>すいません、ヘンな事かいてしまって(汗)
いえいえ、とんでもございません。というか、まったくもって仰るとおりだと思いますよ。
藤林姉妹は可能性を自認することになりましたし、ことみはあの描写で分かるように「恋心」は抱いてなかった。
じゃあことみの抱いていた(いる)ものはナンなのか~、というのは気になりますね。「もうシナリオ済んだキャラだからその辺は適当」みたいなことは、京アニはやらないと思いますし、あそこにもちゃんとした意味があるとは思えます……けど、それが何かは分かんない、どころか想像も付かないですw
>渚だけが朋也に見せているものがあると思います。
……鋭いっ!いや、なるほどです。
実は「ダブり」ってことも、朋也以外は知らないんですよね(たしか)。朋也だけに渚が見せるもの。
逆に朋也の方も、自分の肩のこととか家族のこととかを、(京アニCLANNADの作中では)渚にしか語っていません。父と顔を合わせた智代にすら、詳しいことは語りませんでした。渚だけに朋也が見せることもあると思われます。
そこにはお互いに、『求めているもの』が存在しているでしょう。相手にこれを表明するということ――それは潜在的に、それを知った相手に対して、何かを求めていることに繋がる。
この辺、お互い無意識でやってるっぽいので、そこを自覚するようになったら、色々と動き出すというか、えーとナンかありそうです(ごめんなさい、わかんなくなったので最後適当ですw)
あと、アレですね、一本道だからこそ出来る…というか映えるコトでもありますね。他の可能性が閉ざされているから…一回性だからこそ、この選択に価値が生まれる。
うーん、これは、いいアイデアをいただきました(笑)。ありがとうございます。
>これからも頑張って下さい!
mahariaさんこそ!仕事しながら、あの更新頻度とあの量とあの質は、凄いの一言です。僕に爪の垢を煎じて貰いたいくらいっす(笑)。
僕も死なない限りはCLANNADのレビューを続けますので(とか言いつつ、既に欠番があるんですけど…)(←ホントに爪の垢を頂戴した方がいいんじゃないか?)、今後ともよろしくです!
こんばんは。や、こちらこそお世話になっております。
>泣きながら1週間を過ごしました(笑)
僕ももう何回も見てるのに、それでもまだ見るたびに泣きそうになってしまう……。これまでの流れも、この場面自体も、全てカンペキでしたっす……。
>すいません、ヘンな事かいてしまって(汗)
いえいえ、とんでもございません。というか、まったくもって仰るとおりだと思いますよ。
藤林姉妹は可能性を自認することになりましたし、ことみはあの描写で分かるように「恋心」は抱いてなかった。
じゃあことみの抱いていた(いる)ものはナンなのか~、というのは気になりますね。「もうシナリオ済んだキャラだからその辺は適当」みたいなことは、京アニはやらないと思いますし、あそこにもちゃんとした意味があるとは思えます……けど、それが何かは分かんない、どころか想像も付かないですw
>渚だけが朋也に見せているものがあると思います。
……鋭いっ!いや、なるほどです。
実は「ダブり」ってことも、朋也以外は知らないんですよね(たしか)。朋也だけに渚が見せるもの。
逆に朋也の方も、自分の肩のこととか家族のこととかを、(京アニCLANNADの作中では)渚にしか語っていません。父と顔を合わせた智代にすら、詳しいことは語りませんでした。渚だけに朋也が見せることもあると思われます。
そこにはお互いに、『求めているもの』が存在しているでしょう。相手にこれを表明するということ――それは潜在的に、それを知った相手に対して、何かを求めていることに繋がる。
この辺、お互い無意識でやってるっぽいので、そこを自覚するようになったら、色々と動き出すというか、えーとナンかありそうです(ごめんなさい、わかんなくなったので最後適当ですw)
あと、アレですね、一本道だからこそ出来る…というか映えるコトでもありますね。他の可能性が閉ざされているから…一回性だからこそ、この選択に価値が生まれる。
うーん、これは、いいアイデアをいただきました(笑)。ありがとうございます。
>これからも頑張って下さい!
mahariaさんこそ!仕事しながら、あの更新頻度とあの量とあの質は、凄いの一言です。僕に爪の垢を煎じて貰いたいくらいっす(笑)。
僕も死なない限りはCLANNADのレビューを続けますので(とか言いつつ、既に欠番があるんですけど…)(←ホントに爪の垢を頂戴した方がいいんじゃないか?)、今後ともよろしくです!
初めまして☆ここに流れ着いて、とても丁寧なレビューだったので感心してしまいました!これからも拝見させてもらってます。頑張ってくださいね!
さてさて…18話の感想なんですが、個人的には・・えと…(苦笑)
これは「こんな批判もある」程度に流しちゃってください。
18話は正直、見るに堪えない回でした…。
一応自分を納得させる意見としては「皆が登場し続ける時間軸なら、岡崎はこうなるんじゃない?」という、どなたかの意見でした。
とにかく岡崎に終始イライラしっぱなしで、テニス部の手を弾いた瞬間には笑ってしまいました。「岡崎こんなにヘタレだったか?」と。お弁当騒動にもヘタレてましたし、原作なら椋に助けを求めるとか有得なかったですしね…。熱血する場所とヘタレる所の使い方が、京アニはあまりに下手すぎかと思います。
ちなみに椋が岡崎を好きになった理由なんですが…
2年の球技大会の際、ひょんなことから椋が杏と入れ替わってしまうんです。周りはそれを知らず、スポーツ万能の杏に期待する。でも中身は椋―応えられるはずもない。
更に椋がボールの真上に乗ってしまい、滑るというベタなことをしていまいます。もちろん周りは大爆笑。
完全に泣いてしまいそうな椋を救ったのは、岡崎の一喝でした…。
周りを黙らせ、自分を黙って優しく保健室に連れていってくれた―
と、これで椋が初恋に落ちましたw
さてさて…18話の感想なんですが、個人的には・・えと…(苦笑)
これは「こんな批判もある」程度に流しちゃってください。
18話は正直、見るに堪えない回でした…。
一応自分を納得させる意見としては「皆が登場し続ける時間軸なら、岡崎はこうなるんじゃない?」という、どなたかの意見でした。
とにかく岡崎に終始イライラしっぱなしで、テニス部の手を弾いた瞬間には笑ってしまいました。「岡崎こんなにヘタレだったか?」と。お弁当騒動にもヘタレてましたし、原作なら椋に助けを求めるとか有得なかったですしね…。熱血する場所とヘタレる所の使い方が、京アニはあまりに下手すぎかと思います。
ちなみに椋が岡崎を好きになった理由なんですが…
2年の球技大会の際、ひょんなことから椋が杏と入れ替わってしまうんです。周りはそれを知らず、スポーツ万能の杏に期待する。でも中身は椋―応えられるはずもない。
更に椋がボールの真上に乗ってしまい、滑るというベタなことをしていまいます。もちろん周りは大爆笑。
完全に泣いてしまいそうな椋を救ったのは、岡崎の一喝でした…。
周りを黙らせ、自分を黙って優しく保健室に連れていってくれた―
と、これで椋が初恋に落ちましたw
ユウ | 2008年02月26日(火) 20:46 | URL | コメント編集
>ユウさん
こんばんは、はじめまして。なしおと言います。
お褒めいただき、ありがとうございます!
>18話のユウさんのご感想
ぬぬ~、そうですか。
精神的に「ひょろい」(比喩的表現ですけど)岡崎くん、というのは、今後の彼の成長(成長といっても、それで"人並み"なんですけど)を考えると外せないと思うんですよね。や、それを上手く表現できてるかどうかは、また別の話になっちゃうんですが。
や、ユウさんにとってそうだったのであれば、残念だったと言わざるを得ません。岡崎くんの次回の人生に(噂の3クール目以降)期待しましょうw
>ちなみに椋が岡崎を好きになった理由なんですが…
補足ありがとうございます。
や、一応僕自身はそのこと知ってたのですけど、「アニメで分かる範囲・そこから推測出来る範囲以外のことはなるべく書かない・考えない」という方針で書いてまして、いや、ちょっとお手数かけちゃったようで、申し訳ないです…。
こんばんは、はじめまして。なしおと言います。
お褒めいただき、ありがとうございます!
>18話のユウさんのご感想
ぬぬ~、そうですか。
精神的に「ひょろい」(比喩的表現ですけど)岡崎くん、というのは、今後の彼の成長(成長といっても、それで"人並み"なんですけど)を考えると外せないと思うんですよね。や、それを上手く表現できてるかどうかは、また別の話になっちゃうんですが。
や、ユウさんにとってそうだったのであれば、残念だったと言わざるを得ません。岡崎くんの次回の人生に(噂の3クール目以降)期待しましょうw
>ちなみに椋が岡崎を好きになった理由なんですが…
補足ありがとうございます。
や、一応僕自身はそのこと知ってたのですけど、「アニメで分かる範囲・そこから推測出来る範囲以外のことはなるべく書かない・考えない」という方針で書いてまして、いや、ちょっとお手数かけちゃったようで、申し訳ないです…。
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(アニメ感想) CLANNAD -クラナド- 第18話 「逆転の秘策」
CLANNAD 4 (初回限定版)
智代を庇い、停学になった朋也。そんな彼を気遣い、智代は毎日朝食を作りにやってくる。だが、そこへ同じように朋也を心配する他の演劇部のメンバーも訪ねてくると、やがてその場は修羅場と化すのだった・・・。
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